血の池 - 姫路なつかしの風景

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血の池

■赤松氏ゆかりの史蹟

イーグレひめじの東、播磨国総社西門・南側の「総社公園」はかっては、うっそうとした樹林に囲まれ。築山や名石を配して古色を漂わせた総社の神池でした。

平安時代前期の正暦元年（990）平井保昌が大江山の鬼退治にあたり総社に祈請したところ神託により、一夜にして神池になったとか・・・

大永元年（1521）赤松義村によって行われた7月朔月より10日間の修羅踊りで負傷者が多く出、この池水で傷を洗えば血が止まるとも、そして又、赤松一族の軍勢が戦いの後、刀やヤリに付いた血のりを洗ったなどと、云われる赤松氏ゆかりの中世史蹟。
池に隣接した東側に能舞台があり、霜月礼大祭には『神能』が奉納され、とても賑わったそうです。

昭和51年(1976)埋立・整備。平成14年11月には全面改修工事も終わり、一時避難場所、そして市民憩いの場として新しく「総社公園」として生まれ変わりました。「血の池」碑はそのまま残っています。

（永井さんのご紹介）

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