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姫路のけんか祭りをご紹介します。
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けんか祭り(10月14日〜15日)
姫路市灘浜地区、松原八幡神社の秋祭りをその荒々しさから人はけんか祭りと呼びます。
なにせ私の子供の頃は毎年死人が出たほど、その名の通り本当にはげしいお祭りです。私も何度か桟敷に招待され見物しましたが、いつも人間としての魂を揺さぶられるほどの衝撃を感じずに入られません。
屋台(やたい)を練り始めたのは250年前から。けんか祭りの異名にちなむ神輿(みこし)のぶつけ合いは神功皇后の三韓出兵の故事に由来し、シデ竹は波を表し、ぶつけ合うのは船べりについたカキを落とすため、勇ましいかけ声は武士の力声と言われています。
この祭りが盛んになった理由には、当時の姫路藩の政策があったとされています。
姫路藩の財政再建をしたことで有名な家老・河合寸翁は民衆の蓄えているエネルギーや財力を吐き出させ、村同士を競争させることによって、民衆の大きな力を分散させようとしました。そこで藩は大いに祭りを奨励しできるだけ派手に行うことを指導したと伝えられています。
ちなみに写真は屋台の練り合わせです。
有名なぶつけ合いは神輿で屋台(ひとつ1億円以上)はぶつけません。また、屋台には人が乗り太鼓をたたいていますが、神輿には神様を乗せているので人は乗りません。・・・屋台と神輿の違いがお分かりになりましたでしょうか?ヨーイヤサァ!
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