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■おいしいおでんの作り方 |
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元々、姫路おでんは関東煮(かんとだき)と呼ばれる甘辛く炊き込まれたおでんに生姜醤油を上からかけて食べるようになったのが始まりです。
おでん研究家で有名な新井由己さんの著書「とことん亭の おいしいおでん(凱風社)」によると関東煮の作り方は
- 水1.4リットルを沸かし、鰹節20gを入れてひと煮立ちしたら取り出す。
- 砂糖(大さじ5はい)と、おでん種を入れる。
- ふたをして強火にかけ、沸騰したら弱火に。
- ・20分煮てから、淡口醤油(70ml)、酒(大さじ1ぱい)、みりん(大さじ1ぱい)
- そのまま1時間半煮込む
とあります。あと、姫路の関東煮では具材の牛すじ肉や練り製品(ちくわ、薩摩揚げ)からでる味も重要な味の構成要素となっています。
その後、専門店や家庭で作る関西風のうす味おでんにも生姜醤油をかけるようになり今日に至っています。
- 上記・新井由己さんの著書で紹介されている味付けは「鰹節」と「醤油」「砂糖」がベースになっています。
- これは、江戸から大阪に伝えられた味付けで、その当時、大阪でおでんと言えば味噌田楽の事でしたので、これと区別するために関東煮(かんとだき)と呼ばれるようになったと言われています。
- その後「鰹節」に関西の「昆布だし」が加わり、現在の関西風おでんの出汁が誕生しました。
- この関西風の薄味おでんは、関東大震災以後、東京を中心に全国に広がりました。
上記では生姜醤油「かける」と書きましたが、せっかくのお出汁の味を楽しむためにも、生姜醤油を別皿に作り、具材によって「ダシのまま」「辛子をつけて」「刺身のように生姜醤油をつけて」と食べ分けするのがお薦めです。
一般的なおでんの作り方はこちらをご参照下さいネ。
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