姫路ひろめ市場 オープン 2003/04/28

  • ダイエー姫路店跡地に建設が進んでいた「姫路ひろめ市場」がゴールデンウィークの前半にあたる4月28日オープン。当日は入場制限が出るほどの人手を記録。

  • 1階は「生鮮食料品マーケット」と「各種店舗」、中2階と2階は様々なジャンルの飲食店が集まった「屋台村」で構成されており、約600席あるフリースペースでは、各飲食店で購入した商品がその場で食べられるイートイン方式を導入。

  • 同支配人の岩目一郎さんは1998年にオープンした高知市「ひろめ市場」元支配人。

  • 1階のスーパーは夜9時まで営業。2階の飲食街(一部店舗を除く)は夜11時まで営業。年中無休。
    インフォメーション (0792)21-8585

  • 【追記】姫路市街地活性化の大きな期待が寄せられており、5月3日〜5日には姫路市が同市場オープンに合わせて「姫路どまんなか祭」を開催。また商店街連合会も、独自に「現金つかみ取り大会」を企画。一帯は終日に多くの人手で賑わいました。


御幸通り側「姫路ひろめ市場」入り口

【ほりほり雑感 2003.5.11】
  • 1階は「瀬戸内に恵まれた姫路の新鮮な食材を中心にしたマーケット」と言うふれこみでしたが、ぱっと見た感じは普通の食品系スーパーマーケットでした。(私は沖縄・公設市場のような物を、かってにイメージしていました)

  • ただ、商品によってはかなりお買い得なものもあるようで、ダイエー撤退後は山陽百貨店まで買い物に行っていた近郊の主婦層から支持を得ているようです。

  • その他、1階には洋菓子、花屋、姫路革細工、雑貨など各種店舗(地権者の店舗含む)12店舗が入店。個人的には「豆の王國」で販売されている豆乳ドーナッツが気になりました。

  • みゆき通りに面した1階北東角にはNPO法人姫路コンベンションサポートが運営している情報発信基地 電博堂もありました。

  • 中2階と2階には軽食、たこ焼き、ラーメン、讃岐のぶっかけうどんから、本格インド料理まで様々なジャンルの37店舗が入店。食器は各店共同・・・という事で、どこのお店のものを、どのスペースで食べてもよく、一緒に行った息子達はあちこちのお店から別々の商品を注文して楽しんでいました。

  • ただ、地鶏やあなごといった「姫路の食材」を一部取り扱ってお店もありましたが、全体的には「色々なジャンルの飲食店が集まった屋台村」とイメージして頂ければ間違いないかと思います。(姫路名物では御座候さんが入っておられました)

  • 地元ケーブルテレビのインタビューによると、支配人の岩目一郎さんは高知への退路を断って姫路に来られたとか。その決意に大いに拍手を送りたいと思います。

  • 「姫路ひろめ市場」が素晴らしいと思うのは営業時間。これまでは夜9時を過ぎると、魚町(姫路の歓楽街)を除いて市内で飲食できるスペースが少なかったので、これからも末永く頑張って頂きたいと思います。(2階の飲食街は11時まで営業。ただし、この日は9時30分の時点で何店舗か閉まっていました・・・ちょっと残念)

姫路ひろめ市場はヤマトヤシキの北側(旧ダイエー跡地)にあります。
「姫路ひろめ市場」はヤマトヤシキの北側(旧ダイエー跡地)にあります

大手前通り側から見た姫路ひろめ市場入り口
大手前通り側から見た「姫路ひろめ市場」入り口

  • ちょっと気がついた事・・
    • ダイエー姫路店の撤退理由にもなった駐車場の確保。同店舗内には25台分の駐車スペースしかなく、市内各所の駐車場と提携しているとはいえ、この辺りが今後ネックになってくる危険性があるかと思います。(屋台村でお酒を飲む人は、もちろん車での来場はペケですよ・・・)

    • あと、姫路ひろめ市場を知らない観光客の方には、大手前通りから見て、こんなスペースがあることが分かりにくいのでは??と感じています。もっと「楽しそう〜」というオーラーが建物全体から出てくると集客ももっと多くなるのでは・・と思っています。

    • 1階の生鮮食料品マーケットはきれいにまとめずに、もっと"ごちゃ、ごちゃ"した方が活気が出るのではないか・・と感じました。

    • 観光バスが複数台どーんと前に横付け出来るようになれば、また展開も違ってくるのではないでしょうか???

  • 「姫路ひろめ市場」には市街地活性化の大きな期待をしています。さらなる発展を心より期待申し上げます。(ほりほり)


【姫路ひろめ市場・関連ホームページ】




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